宗興の本棚

第16週『経営計画は1冊の手帳にまとめなさい』

2017/11/18
第16週
『経営計画は1冊の手帳にまとめなさい』
小山昇 著

経営計画書作成の参考図書として、フォスターワンの坂上さんに薦めて頂いた本書。小山氏は武蔵野という中小の雄的な実力ある企業の社長であり、経営に関わる数々の本を書かれています。参考にしたい事は下記です。

一、経営計画書は社長の姿勢を示すものであり、社員の姿勢を書かないということ。難しいと思える方針を実施してもらうのに、社員に協力をしてもらうのが正しい姿勢である、と小山さんは仰っています。弊社においても経営計画書には私の姿勢を書きます。これにより、ビジョン実現に向け自分が実行する、責任は自分がとるという決意の表れになると感じます。

二、自社ができることだけを決定すること。『「経営計画書」は「魔法の書」です。なぜなら、そこに書いてあることは全て実現するからです』と小山さんは仰っています。理由は今できること、そして少し頑張ればできることを記入するからです。実力がないのに、理想や願望だけ掲げても実績にはつながりません。記入する方針の数も質もこの点に気をつけて決定したいと考えています。しかし、「魔法の書」といわれると、ワクワクしてきますね。

三、五年後に売上倍増を決定すること。その理由は、人は誰しも夢なくしては努力しないからと仰っています。この章を読んだときに、私自身「やってみたい」と思いました。やはり売上を上げていくことは心躍る目標になります。皆もその方が希望が持てるはずです。必ず11月中に作り上げます。
(595字)