週の風景

014 ありがたい本当に

先週は、あるIT系企業様の研修ウィークで、印象深い週となりました。

この企業様では2015年10月から本部長、次世代マネージャーの教育と3年半継続してプログラムを実施させて頂き、また受講された方と毎年サーベイを使った振り返り研修で会います。

火曜日の昼は、新社長が参加する執行役員(本部長が皆昇格)との振り返りを実施し、夜は前社長と、つないで頂いた恩義ある別の経営者様と3人で送別会を行いました。バトンを渡す方とバトンを受ける方と意図せず同じ日にじっくり話をすることになったのは、偶然でしょうか。

前社長様は、創業社長からバトンを受け継ぎ、会社を進化させ、経営統合の手段も使い更なる成長の道筋を創った方。既存の枠組みを外し、新しい形へと導くのは、簡単ではありません。壮絶な厳しい場面があったことは容易に想像できます。

育成については、2015年9月に初めてお会いした後、
「本部長、ミドルの強化が経営の最大テーマの一つですから」
と仰って、ご多用にも関わらず、そこから約3年半私共のプログラムの全回にオブザーブ参加頂き、更に人事チームと共に、参加者のフォローを毎月行い続けて頂きました。経営・人事・外部パートナーが一体となり支援することで、マネジメント職の皆様の力が着実に伸びていきました。育成を依頼頂いた身にとっては本当にありがたい環境でした。

そして、個人的には2016年4月本部長研修が終わった後、
「私がこれまで経験したプログラムの中で 最高にクオリティが高く、かつ、当社の現状に最適であると感じました。」
とメールで仰って頂いた事が、私にとって大きな励みとなりました。

自分が信じて世に出したものでも、「本当に受け入れられるのか」という不安を実は抱えています。そのような中、この道で良いのだと、勇気を頂いた瞬間でした。

「何をやるか」は大切ですが、「誰とやるか」もやはり大切です。

「新しい産業を創りたい。」
前社長が語っていた人生テーマです。

こういったご縁のありがたさを感じつつ、私も負けずに、この企業様ひいては社会により一人でも多く自分の道を自分で拓ける人を創ります。

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