宗興の本棚

第104週『強く、潔く』

第104週
2019/8/4
『強く、潔く』
吉田沙保里著 KADOKAWA

一流の人に触れるというのは、自分の成長で大切にしていることです。今回は一流どころか超一流の人、吉田沙保里さんの著書を手に取りました。

まず、冒頭の「勝つために、強くなるために、いつも意識をしていたのは『心を強くすること』」という言葉が胸を打ちました。心技体の成長を考えるとき、「教育技術の向上」や「体力・健康維持」については継続トレーニングをしてきました。しかし、心の部分のトレーング強度が低かったと感じました。今後「心の強化」を明確な成長テーマとし、トレーニングの強度を高めていきます。

そして「心の強化」のため、自身が行動レベルで取り入れるものは下記になります。

1.無心になって努力すると心が強くなる
これが心を強くするための、一丁目一番地なのでしょう。はじめに目標を定め、やるべきことを定め、数か月、数週間でもとことん無心でやり抜く、その間に心が強くなると吉田さんは言っています。今後2021年の各事業ビジョンの最明確化と共に、2~3ヶ月テーマをより没頭できるものにするため、毎月「目標専心化」の時間を3時間確保します。

5.自信を作るために目標を口に出して退路を断つ
吉田さんはリオ前「4連覇する」と公言し、自分を追い込んで退路を断ったそうです。これは私の敬愛するLIFULLの井上さんも常々実践されていることです。自信があるわけではなく、自信をあえてつくり、自身を鼓舞するために目標を宣言していると吉田さんは言っています。私の場合、都度関係者に伝えてはいましたが、「公言」までは至っておらず、これは甘えです。ビジョンの専心化を行い、できた時点でブログに載せるなど公言します。

この他にも、「試練と向き合い、試練を楽しむ」「大切な人のために勝ちたい、それが力になる」「誰よりも練習したから自信が持てる」など、心に響きすぐに行動変化を決めたものもあります。心のトレーニング、毎日続けていきます。
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