週の風景

051 5年後の社会

先週は中々忙しい週でした。

月曜日は懇意にして頂いてる社長様とのアポイント、火曜日はオフィスの断捨離と移転、水曜日は決算対応等々。そして業務と並行して、先週は自身の新ビジョンを描く上で外せない社会軸(社会の流れ)を考えていました。

やり方としては、5年後の2025年4月の未来予測をPEST分析で行い、私共のビジネスに関係ありそうな世の流れを5つにまとめました。

1.社会的課題(環境問題、SDGs、ESG投資など)
2.倫理観(ブラック企業、ホワイト企業、コンプライアンスなど)
3.働き方、学び方の多様性(副業解禁、リカレント教育など)
4.技術革新(AI、IOT、5G、ドローン、ロボティクスなど)
5.共感型マーケット(LTV、NPSなど)

上記まとめたものは、よく聞こえてくる陳腐なものかもしれません。ただ、自分の頭で考える=脳をくぐらせることが大切なのです。この5つを社会変化の目線としてもっておき、半歩だけ先を行く対応をしていきたいと思っています。

最後になりますが、収束の見えない未曾有の状況の中、精神の健全性を保つことがとても重要だなとあらためて感じます。一人でいるときに、ふと「なんでこうなるのか・・・幸せな日常は戻ってくるのか・・・」と一筋の涙がほほをつたいました。おそらく皆さんも同じ気持ちでしょうか。

さ、4月。力強く進みましょう!

宗興の本棚

第137週『本当の仕事』

第137週
2020/3/31
『本当の仕事』
榎本英剛著 日本能率協会マネジメントセンター社

この3月は私自身の新たなビジョンを描くため、私共のリーダーシッププログラムで提供しているワークを自分自身で行っています。その中で「個人軸」を深めるため、別の角度から光を当てたいと考え手に取った本です。著者はコーチング企業のCTIジャパンの創立者です。

印象深いキーワードは3つありました。「存在意義」「純粋意欲」「天職創造」です。

一つ目は、「存在意義」について。著者は「仕事とは自らの存在意義を探求し、それを表現すること」としています。素晴らしい定義で、感銘を受けました。元々「仕事は自身が伝いたいメッセージの表現手段である」という考え方はしており、自らの存在意義を探求する、という部分が琴線に触れました。

そして、筆者は存在意義というのは「他者や世の中との『関係性』の中で初めて見出せるものである」としています。よくある「自分が幸せになること」は厳密にいえば存在意義ではないと。あなたはなぜ生きているのか、と言ったときに「幸せになるため」という答えは、全人類に当てはまることであり、確かにその人固有の存在意義にはなりえないと思います。

更に筆者曰く、存在意義は進化するということです。仕事を内なる仕事(=探求)と外なる仕事(=表現)に分け、自らの存在意義を探求し続けていくことが大切と著者は主張しています。私は存在意義は変化しないと考えていたため、なるほどと膝を打つ感覚でした。

二つ目は、「純粋意欲」です。いい言葉ですね~。純粋意欲とは、「自分の奥底から湧いてくるような『これがやりたい』という気持ちのこと」です。他人の目を気にして、不安や恐れの気持ちから発生する意欲ではなく、「なぜだかわからないけどとにかくそれがやりたい」といったものです。その仕事をして、魂が潤うかどうかがバロメーターになるとのこと。純粋意欲に沿ったものでないと、一生懸命やっていても魂が擦り減っていくそうです。

三つ目は、「天職創造」という言葉。著者は自分を仕事に合わせるような「適職」という考え方に違和感があり、「私たちは、職業という小さな箱にうまく収まるほどちっぽけな存在ではありません。」と言っています。厚労省発行の『職業分類』によると約17,000種ある職業のうち、多くの職業がここ50年程で出きたそうです。何屋かというのは自分で創造すれば良いのです。天職創造というプロアクティブな考え方に大変共感しました。

自身の「個人軸」を深堀する意味でも、私共のプログラムを進化させる意味でも、有意義な書籍でした。
(1039字)

週の風景

050 最後の掃除

咲心舎は閉塾しましたが、ブルームウィルとして3月中は元のオフィスにいます。先週の月曜日、休校で時間のある我が子達も連れて、最後の掃除を皆で行いました。店舗の基本は「掃除」ということを学生アルバイトの時に学び、毎週毎週欠かさず行ってきた掃除。咲心舎を「キレイでいい」と塾生達から言ってもらっていたのも、毎週掃除をしてきたからです。4月からは一旦自宅をオフィスにしますが、新オフィスを借りた時も、掃除は続けていきたいです。

火曜日は研修のオンライン対応について、お客様と打ち合わせをしてきました。使用するソフトにもよりますが、オンラインでできる事、できない事が明確になり、オンライン対応の道筋が見えてきました。一番留意すべきは、参加者からの発表と共有はできますが、参加者同士のディスカッションが(今の所は)できないことです。このクライアント様はオンライン会議も頻繁に行われているため、オンライン対応のストレスもあまりないとのことで、大変助かります。これらを踏まえた上で効果を最大化するプログラムを制作していきます。

今週は社長様との打ち合わせや、オフィスの断捨離、4月に向けたプログラム制作など、段々盛りだくさんになってきます。

※写真は吉田の学校課外授業「店舗の掃除」です。

宗興の本棚

第136週『訳注 二宮先生語録(上)』

第136週
2020/3/23
『訳注 二宮先生語録(上)』
斎藤高行 原著 佐々井典比古 訳注

私淑する二宮尊徳翁の教説を門弟である斎藤高之が記録したものです。尊徳翁の考えに毎日触れたくて、少しづつ読み進めてきました。あらためて強く思う事を三つ書きます。

一つ目は、「分度」の重要性です。支出の度を定めることを分度と言いますが、「分度は土台石」「分度は足もとの用意」「分度は仕法の基本」など、巻一で尊徳翁は言葉を変えながら再三再四分度の重要性を説いています。私は自分の給与を自分で決められる立場ですが、自身の分度を決めてから経営が安定した気がします。売上が大きく伸びたから、その分給与をもらうのは道理にかなっていると思いますが、利益に回せばその分投資もできますし、何かあったときの蓄財にもなるわけです。「国家の盛衰貧富は、分度を守るか分度を失うかによって生ずる」と尊徳翁の言葉を刻印し、今後も分度を守っていきます。

二つ目は、尊徳翁も人の子であることが分かりました。「そもそもわが道は、国政や三教が不備のため、その網から脱けおちて起る諸問題を救済してやる道なのだ。なんと偉大なものではないか。」「わが日掛縄綯法のごときは、女こどもでも実行できない者はない。なんと、まさに大道ではないか。」など、自身の考えや仕法を自賛している場面がありました。尊徳翁に対し、清廉潔白、常に自分に厳しく、謙虚で私心のないイメージをもっていましたが、人間らしい一面を見る事ができ、少し安心しました。

三つ目は、尊徳翁の解釈力の凄さです。そして解釈力の源にあるのは、農業や自然現象を用いた「たとえ話」をつくることではないかと推察できました。「禍福吉凶は一つである。ちょうど米にはぬかがあるし、魚には骨があるようなものだ。」「人道を左脚とすれば、鳥獣の道は右脚だ。」など、思想や事象を「たとえ」を使い分かりやすく説明する場面が頻繁に出てきます。一朝一夕には真似できませんが、手始めにスポーツメタファーを作っていきたいと思います。
(800字)

週の風景

049 自分を見つめ直す時間

先週は研修WEEKのはずでしたが、全て4月にスライドになりました。
クライアント企業様の業績について今の所影響は軽微なようで、少し安堵しています。しかし、今後についてはどうなるのか楽観はできません。

コロナ渦は暫く続くとみて、来月までの間に主に3つのことを進めています。
・自身の個人軸(ミッション・ビジョン・バリュー)を見つめ直すこと
・コンテンツのバージョンアップに向け知見を深めること
・プログラムのオンライン対応を進めること

特に先週は、私自身の個人軸の見つめ直しを私共のプログラムのワークを使用し、じっくりと行うことができました。盟友である石川君にもオンライン上で対話につきあっていただき、最も根源的な問いである、

「私はなんのために存在しているのか」

が見えてきました。「純粋意欲」「使命の確信」という言葉と出会えたのも大変な収穫です。
この3月を越えると、あらたに想いやエネルギーが溢れる吉田になっていると思います。

別件ですが、3月9日(月)に昨年までジョインしてくれた深松さんも来てくれて、誕生日&7年お疲れ様の慰労をして頂きました。以前に退社した別の社員の方からもメッセージを頂き、サプライズでとても嬉しかったです。ありがとうございます。

偶然の産物ではありますが、今は普段できないこともじっくり向き合える貴重な時間と捉え、進んでまいります。

宗興の本棚

第135週『入社10年分のリーダー学が3時間で学べる』

第135週
2020/3/15
『入社10年分のリーダー学が3時間で学べる』
杉浦正和著 日経BP社

今年のテーマ「自身のリーダーシップ論の深化」のために手に取った本です。『入社後に活躍できる社員を育てよう。読んでおきたい本9選』(https://www.huffingtonpost.jp/enjapan-success/dokusho_a_23293627/)からの1冊です。

既知でより詳細を押さえておきたいものと、未知だったものと二つを記載します。

前者は、「オハイオ研究」です。クルト・レヴィン教授の「アイオワ研究」、レンシス・リッカート教授の「ミシガン研究」と並び3大リーダー研究の一つと呼べると思います。「オハイオ研究」は1950年代にオハイオ州立大学のキャロル・シャートル教授を中心に行われた調査です。見えない資質よりも、見える行動(ビヘイビア)に焦点をあて、リーダーの行動を測る尺度を作ることを目的に行われました。

結論として、抽出した多数の項目は二つのカテゴリーに集約されると提示しました。それは「構造づくり」と「配慮」であり、リーダーの基礎行動として押さえる必要があると考えます。三隅二不二氏のPM理論もこの研究に影響されていると推察できます。

ちなみに本書では、「アイオワ研究」は専制的、民主的、放任的という「3つの典型的なリーダーシップ・スタイルの下で、グループの雰囲気やメンバーの行動にどのような違いが生まれるかについて」調査したもの。「ミシガン研究」は1961年に提唱された理論で、「リーダーの行動を『従業員重視型』と『職務中心型』」に分類したものと書いてあります。

後者は、「オーセンティック・リーダーシップ」です。真正のリーダーシップと訳せるでしょうか。リーダーは「他の誰でもない『自分』を貫くべき」という議論で、最近注目されてきているそうです。そして真正な自分を保つ方法が、瞑想をはじめとした「マインドフルネス」であり、2008年の世界金融危機がこの流れが起きたきっかけの一つと著者は言っています。巨額のお金に多くの人が我を失い、自分達がどこにいくべきか、あらためて真剣に考え始めたそうです。

ブルームウィルが提唱しているリーダーシップ論はこの「オーセンティック・リーダーシップ」に当たると思います。「自分の価値観や行動の原理原則を再認識し、自分が何のために生きているか考えるのに他ありません。」と著者は言っていますが、「オーセンティック・リーダーシップ」は「個人軸」から考えていく私達の考えと合致しています。2008年の金融危機からオーセンティックを探求する流れが出ているのも、私が独自のリーダーシップ論を生み出した背景と一緒です。ロバート・ゴーフィ氏とガレス・ジョーンズ氏が提唱していると本書に記載があり、今後この分野を深堀りしていきたいと思います。

最後に「寸止めスピリチュアル」という言葉。マインドフルネスはスピリチュアルの世界と隣接しているため「現実世界でのリーダーシップ発揮のため」と目的から離れず、迷い込まないようにと著者は言っていますが、我が意を得たりの言葉でした。
(1251字)

週の風景

048 コロナの功罪

先週の一番のトピックは、やはり小学校の休校です。

我が家では規則正しく生活するために、妻と考えた「吉田の学校」を開校しています。ラジオ体操からはじまり、1校時(宿題系)、2校時(自主学習)、3校時(体育)、給食・・・という具合に進んでいきます。また、お稽古がない日の夜は、名画鑑賞会ということで、全員で映画を観ます。『千と千尋の神隠し』、『アマデウス』、『ジュラシックパーク』と続き、明後日は『ドライビングミスデイジー』です。

私の仕事は研修登壇と打ち合わせ時以外は、基本プレイスフリーでどこでも可能です。よって、基本そばで仕事しながら、子供達の様子がみれます。吉田の学校が1週間程経ち、感想としては本当に楽しいですね。子供達も「楽しい」と言ってくれているのですが、多分私が一番楽しんでいます。子供と一緒にいられるのがシアワセです。

とはいっても、当然良いことばかりではありません。企業研修の方は影響を受けており、3月上中旬の研修は4月にスライドとなりました。このままコロナショックが続くと4月スタートの研修などもスタートが切れないなど、大きな影響を受けます。リーマンショック以来の危機かとも言われますが、オンライン対応の有無を含め、影響の大小はここまでの自分達の「準備次第」であり、全て自分達の責任です。よって、今回の出来事から何を学び、どう行動・進化していくかが最も大切と考えています。

コロナの猛威はどこかで必ず収束します。その時に「ありたい姿」でいられるよう行動していきます。

宗興の本棚

第134週『インプット大全』

第134週
2020/3/8
『インプット大全』
樺沢紫苑著 サンクチュアリ出版

樺沢さんの前著『アウトプット大全』が素晴らしく、今度は当然インプットの方もということで手に取りました。

本書はインプットの精度を高めるには、ということに力点が置かれています。すぐに使おうと考えた項目は下記4つです。

一つ目は、「生で聞く」です。セミナーや講演を生で聞くのは、読むと比べてはるかに学びの効果が高いそうです。「言語的情報」に加えて「非言語的情報」が伝わり感情が揺さぶられやすく、記憶力を増強する脳内物質ドーパミンが分泌され、結果圧倒的に記憶に残るからです。登壇時には毎回1つ以上、参加者の感情を揺さぶるコンテンツや言葉を企図していきます。

二つ目は、「音楽を聴く」です。東北大学の研究によると、速いテンポと遅いテンポの曲を聴かせた後に短期記憶課題を行ったところ、速いテンポの曲を聴いた場合、左下前頭回が活性化し、短期記憶が向上したという結果が得られたそうです。『仕事や勉強の開始前に、テンポの速い曲や、自分の好きな曲を聴いてテンションを上げるのは、脳科学的に効果がある。』とのことですが、プロレスラーの入場曲のように勉強や仕事のテーマを決めておくことをやってみます。

三つ目は、「見ない」です。研修の休憩中スマホを見る人は多いですが、著者曰くこれは『最も良くない休憩時間の使い方』とのことです。人間の脳は視覚情報の処理に脳のキャパを80%~90%を使うと言われており、スマホは脳を更に疲れさせるからです。よって「目をつぶる」ことが一番の休息であり、まずは自分で試してみます。

最後は、「移動する」です。ミシガン大学の研究で、40個の単語を場所を変えて記憶する実験をしたところ、異なる部屋で記憶した方が同じ部屋より40%も記憶力がUPしたそうです。場所を変えることで、海馬にある「場所ニューロン」が活性化するのが理由とのことですが、私もリビング、書斎、職場、カフェなど使い分けていこうと思いました。
(799字)

週の風景

047 心からの感謝と共に

2月末日をもって、咲心舎を閉塾しました。
丸7年にわたり、様々な方々の支えがありここまで来れました。本当にありがとうございました。

まず本日最後の卒業生の合格発表の日であり、結果としては国立都立6名中4名の合格となりました。

心境としては、若干の寂寥感はありますがやり切ったので悔いはありません。そして教育の喜びを心底感じる自分がいます。私にとっての教育の喜び、それは自分の手から離れても情熱をはじめ自身の影響がその方にずっと残り続けることです。人づくりというのでしょうか。卒業生は6期37名。彼ら、彼女らはビジョンセッションなど咲心舎を通じて「自分の道を自分で拓ける」資質を磨いてきました。咲心舎が閉まっても卒業生は残り続けます。これこそが教育の意義であり醍醐味であることが実感できました。

今後については、咲心舎の責任者であった高橋英克君が、事業譲渡先となり3月から「星火塾」として同じ地でスタートを切っています。高橋君は、3年3ヶ月前にジョインしてくれ、それから共に歩んできました。様々な困難を乗り越え今があり、今回星火塾として新たなスタートを切る決断をしてくれたことは、本当にありがたいです。外から見ている私すら惹き込まれる授業力。新しさを取り入れることを厭わない好奇心、一つ一つ現実を受けとめ、課題を解決する成長力は素晴らしいです(だからこそ譲渡という選択肢ができました)。高橋君と星火塾の発展と塾生への還元を心から応援しています。

様々なものが詰まった7年でした。とてつもない辛苦があり、とてつもない歓喜もあり、全身全霊で向き合った7年は一切悔いがありません。

咲心舎に関わって頂いた多くの方に、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
そしていつもそばで支えてくれていた妻に感謝します。ありがとうございました。

最終日に最後のゴミ拾い。ゴミ拾いは毎月行い、週1回行った月もあったので、のべ100回ぐらいになりました。
事業をさせて頂いた要町に感謝です。ありがとうございました。

宗興の本棚

第133週『勝ちスイッチ』

第133週
2020/3/1
『勝ちスイッチ』
井上尚弥著 秀和システム社

ボクシングは子供の頃から好きなスポーツの一つです。川島選手、畑山選手に魅せられ、最近だと長谷川選手に注目していました。ただ、これら歴代のチャンピオンの中でも群を抜いて強いと感じるのが本書の著者井上選手です。一流を越えて超一流に迫る彼が、何を考え、どう歩んできたか興味があり手に取りました。

井上選手がここまで強い一つの理由は、間違いなく練習量にあります。動画で井上選手の練習風景をみたことがありますが本当にハード。このような地味でハードな練習を継続するのは並大抵ではありません。本書購読の目的の一つに、継続できるモチベーションはどこから湧くのかを知りたかったのですが、結論は「チーム井上の存在」だと感じました。『井上家はボクシングを通じて、その絆を深めてきた。苦しみも喜びもみんなで分かち合ってきた。井上尚弥という人物は、両親がいて拓真がいて浩樹がいてこそ成り立っている。だからこそ負けられないのである。』という言葉に全てが詰まっていると思います。私も苦しい時に、応援して頂いている方々の顔や「言葉」を浮かべ、立ち上がってきました。何度助けられたか分かりません。「早く行きたいなら一人で。遠くに行きたいなら皆で。」琴線に触れるとても好きな言葉です。

井上選手を形作ったのは、お父さんの育て方が大きいと感じました。本書には幼少期から二人三脚で歩んできた父真吾さんの教えが所々に出てきます。例えば、『他人と比較する必要はないんだよ。他人を羨むんじゃないよ』というお父さんの教え。これにより、井上選手は人を嫌いにならないそうです。「人を嫌いにならないにはどうするか?」と聞かれた時の答えは、『「自分を好きになることだろう。自分に自信をもち、人を羨ましいとか、他人との比較をしないこと」別章にも書いたが父の教えがそうだった。』と書いています。我が子である実来と宗真に何を教え、伝えていくのか、あらためて自身の言動を振り返るきっかけとなりました。早速、真吾さんの著書も買いました笑。
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