週の風景

053 お客様から頂いた「誠実さ」

先週は主に部長向けリーダーシッププログラムと、課長向けマネジメントプログラムのオンライン版仕上げをしていました。また自社の次のビジョンを構築するために、3C分析も行っていました。

オンライン版の制作については、全く問題なく場のイメージができました。お客様に当日の事前シミュレーションも行わせて頂き、「早く実施したい。届けたい」気持ちが溢れています。ただ、実施してみてよりよくするポイントが出てくると思うので、一つ一つ改良していきたいと思います。

別件ですが、2週前、創業期から5年新卒研修を実施させて頂いている会社様から、実施延期の連絡を頂きました。ぎりぎりまで、ホテルの個室から各自の携帯を使って実施するなど、模索頂いたのですが会社全体の方針もあり、断念をしました。

そして先週、あらためて責任者の方から連絡がありました。その内容は「かかった費用を請求してください」ということでした。勿論、延期しても実施意向であり、コスト削減等による変更・キャンセルではないので費用を頂くことはできません。

業績が大変苦しいにも関わらず、このお客様が何か弊社やプログラムを「ものすごく大切にして頂いてる」のを感じ、胸が熱くなりました。

同時に、苦しい時こそ自分は「まっとうに誠実に」を徹底すること、そもそもお客様や他者の方に対して「何がまっとうか誠実か」を都度深く自問することを誓いました。

またこのお客様だけでなく、新たに発注を頂いた社長様や、延期をせずオンライン実施に向けて様々なご協力頂いている担当の部長様、マネージャー様など、本当にお客様に恵まれていることを感じます。いつも以上にパワーをかけ、準備をし、お客様の想いに応えていきます。

今週は、いよいよ制作したオンライン版を実施します。参加者の皆さんに会えるのがとにかく楽しみです。直接やりとりできるのが2ヶ月ぶりとなるので、若干飢えています笑。コロナで不安になっている方も多くいると思いますので、前向きなエネルギーを送っていきます!

宗興の本棚

第139週 『ゼロから始めるフルマラソンの本』『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド』

第139週
2020/4/12
『ゼロから始めるフルマラソンの本』 内山雅博監修 枻出版社
『走りがグンと軽くなる 金哲彦のランニング・メソッド』 金哲彦著 高橋書店

ここ1年ぐらい仕事において気力は充実していても、体力的に厳しいと感じる日が何回も出てきました。生涯現役でいたい私は体力をつけることが大事と考え、今年に入って週2回×30分程度のランニングを始めました。昨日までで計21回行い、少しずつ疲れづらくなっているのを実感します。今回、目的に照らしてランニングの効果を上げるために2冊購読しました。

内山さんの著書からは、3つのことを取り入れました。一つ目は、オーバーペースにならないこと。私は大体最初の10分はきついのですが、15分をすぎると調子がでてきて、ついスピードが出てしまうことがありました。そうすると最後がきつくなるので、アプリで7分/1kmを確認しながら、できる限り均等ペースでいくことをしています。二つ目は、アフターのストレッチ・マッサージ習慣です。疲労を取り除くために、丁寧に行うようにしています。三つ目は、フルマラソンへの希望を抱かせてもらいました。本書には3~4ヶ月かけて6時間台でフルマラソンをゴールできるメニューがあります。たった4ヶ月且つそこまで強度の強いメニューではないため、自分でもいける気がします。フルマラソンはいつか挑戦したい目標です。

金さんの著書からは、2つのことを取り入れています。一つは、準備運動を念入りにすること。走りがグンと軽くなるためには、眠っているカラダを起こす必要があると書かれています。関節体操やストレッチなどに、より時間をかけるようになりました。もう一つは、走っている時に丹田を意識すること。走りが軽くなるには、3つの部位の意識(丹田、肩甲骨、骨盤)が重要であるとのことですが、私は体のバランス力をアップさせるために、丹田に意識を向けて走るようにしています。実はこの2つを行っても、走りが軽くなって感覚はまだありません。ただ、このまま継続していきます。

コロナで小学校が休校になり、週2回家族全員でランニングをしています。一人で走るより皆で走った方が、わずかですが楽しさが増します。

いつまでもバリバリ仕事ができるよう、続けていきます。
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