今日は咲心舎ネタです。
咲心舎では中2,中3に月1回ライフスキルを体得するビジョンセッションを行っています。先週、リニューアルしたプログラムの第1回目を中3、中2それぞれに行いました。
4/22(月)の中3は、「ビジョンプレゼン」。
1.自分のビジョン(夢や目標)な何か?その理由は?
2.どの高校に行きたいか?その理由は?
3.その夢や目標のために自分が頑張っていること、頑張っていくことは?
4.みんなに協力して欲しいこと、応援して欲しいことは?
のスピーチ原稿を自分で考え、皆に話していきます。
まだ具体的に職業が決まっていなくても良いのです。
例えば、ある一人の塾生は、
1.社会に貢献するモノづくりをしたい。なぜならふとした日常の様々なものが人によって作り出されていると気づいたから。
2.北園高校に行きたい。自由度が高く、また学力的にも高い人たちが集まる環境で、貢献するモノが見つけることができそうだから。
3.実技科目は絶対に負けない。5教科もより一層高い点数をとるために、毎日勉強をする。
という感じで、自分の中で一本通るものができればOKです。
嬉しかったのは7人中6人が、現時点で目標高校が明確であったことです。昨年の反省をいかした英克は素晴らしい。そして、ご協力を頂いた保護者様に感謝致します。ありがとうございます。今年の中3受験生の成長も楽しみです。
4/23(火)中2は、「自分の心を感じる」&「吉田との対話パート」でした。
今期はプログラムをリニューアルしつつ、都度私が塾生と対話するパートを入れました。テーマは、学歴社会、成熟社会、競争社会(資本主義)、何のために勉強するか等々、子供の頃に吉田が知っておきたかったシリーズといえるようなものです。
今回のテーマは「学歴社会Part1」でした。
学歴社会の定義は下記です。
「社会的出自,本人の能力・業績・人格などに比べて学歴 (学校経歴) が職業,所得,社会的威信,社会的地位を決定する度合いの強い社会をいう。」(ブリタニカ国際大百科事典)
写真は統一地方選の知事選前半結果です。17名中14名が早慶、旧帝大以上。2名がMARCHクラス。
(ちなみに、大阪市の松井一郎氏は福岡工業大卒)
まず、このような写真を見せつつ、東大を頂点とする学歴ピラミッドの話をしていきました。
ルールを作る側は高学歴が多いよね、と。
次回は、中卒や高卒では受検できない企業が多数あることを、見せつつ学歴社会について皆で考えていきたいと思います。
日本は学歴社会の側面が強いのですが、学歴社会は合理的な理由があるため、私は全く否定する気になりません。
大切なのは日本社会がそうであるという、その現実を知った上で何をしていくかです。
中高生の頃、これを教わっていたら、浪人してももうワンランク上の大学に行っていたかもしれません笑。