週の風景

010 清瀬二中VS開始!

本日はNPOの話です。
5/21(火)に、今年度の清瀬二中ビジョンセッションが開始しました。

公教育の現状を鑑み、英明と一緒にプログラムをリニューアルしました。ビジョンセッションの中核となる「対話」。初回はその対話の出発点となる、自分の心や気持ちを感じて、伝えることを学びます。

公教育で行うビジョンセッションの最大の障壁は、万人への興味付けです。

当たり前ですが、公教育では咲心舎(学習塾)と異なり、生徒の理解力や受け止める姿勢にばらつきがあります。セッションは4人一組で対話を行うため、一人がふざけてしまうと、グループ全体がセッションにならない、という現実があります。40人クラスで、30名はノッても10名が難しいと、クラス全体のセッションが成立しなくなります。授業は大体真ん中の子にあわせて行えば良いですが、理解力や受け止め姿勢が低い子供達がノッてくるプログラムを考える必要がある。これが、公教育で行う難しさです。

さて、今年度の実際はどうだったか。

あるクラスで先生が

「ビジョンセッションをやりまーす」

と言ったら、

「え、あの〇〇なやつだ」という声が。(〇〇は、うざい、めんどくさい的なニュアンスの言葉です)

「よし」と思いそのクラスに張り付きました。

すると、やはり男子の何人か、まじめにやらない子がいて、そのグループのセッションが進んでない現実を目の当たりにしました。いつもは何クラスか回っているため気づかない面もありましたが、この日は最初から最後まで見る事ができ、困っている中身がよく分かります。「これが続くようであれば、先生がやるのを嫌がってしまう」と感じつつ、目をそらすことなく「やさしい先生-ふざける生徒」この図式をしっかりと目に焼き付けました。

荒川校長にも見て頂き、5クラスのうち他の4クラスは比較的スムーズだったようです。「司会はよかった」など、変更した部分の評価もある先生から頂きました。今年は上記の厳しいクラスの先生に寄り添い、更に興味付けするような内容にもっていきたいと思います。必ずこの先生に安心して「是非やりたい」と言ってもらえるよう、子供達がノッくるものを生み出します。

今週は、今日明日咲心舎のビジョンセッション、そして研修は新しいクライアント様の社員インタビューなどがあります。体調に気をつけつつ走りたいと思います。

※写真は、あるクラスで始める前に先生が伝えていたこと。ビジョンセッションの主旨を理解し、伝えて頂き、とても嬉しい気持ちになりました。

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