宗興の本棚

第39週『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』

第39週
2018/4/30
『鏡の法則 人生のどんな問題も解決する魔法のルール』
野口嘉則著 総合法令社

心身が疲れた時に、ふと目に留まり読んだ本です。前半は「鏡の法則」を表した物語(実話)、後半は解説で、読了まで15分ぐらいの短い本です。

「読んだ9割が涙した」という帯の通り、涙が止まりませんでした。鏡の法則とは、『私たちの人生の現実は、私たちの心の中を映し出す鏡である』という法則です。『人生は自分の心の波長にぴったりな出来事が起きる』、『心の中の原因が、結果として現実化する。』と筆者は言っています。逆に言えば、『人生の問題を根本的に解決するには自分の心の中の原因を解決する必要がある。』ということです。物語の主人公である女性の場合、父親と夫と和解、感謝をしたことで、現実の悩み(息子の悩み)を解決できました。

心の中で不満ばかりを抱くと不満を言いたくなるような出来事が。心の中でいつも感謝していると、さらに感謝したくなるような出来事が起きてくる、という事は自分にも実感できます。そして問題は何か大切なことに気づかせてくれる為という事も。筆者はやすらぎをえるために、ゆるすという事にも言及し、8ステップのゆるす方法を伝えています。私も一人だけ多分まだゆるせていない人がいます。今の問題はまさにこれだと気づきました。大変ありがたい本でした。
(597字)

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第38週『職場が生きる人が育つ「経験学習」入門』

第38週
2018/4/21
『職場が生きる人が育つ「経験学習」入門』
松尾 睦著 ダイヤモンド社

私が提唱するライフスキル教育は、ライフスキルを経験学習で身に着けるものです。この経験学習の見識を深めるために、本書を再読しました。

経験からの学びを促進する力は3つあると本書は言っています。ストレッチ(高い目標を設定する力)、リフレクション(内省の力)、エンジョイメント(仕事を楽しむ力)です。特に、リフレクションについて、「情熱的謙虚さ」が印象に残りました。これはオランダの経営学者デブラ・ヤノーが『自分が正しいという熱い思いを持ちつつ、自分が間違っている可能性についても考える傾向』と定義し、私にとって金言です。

また、成長を促す発達的ネットワークの話で、褒めてくれる「安心屋」とダメ出しをする「緊張屋」が必要であり、特に緊張屋は井上さんぐらいなので、少し増やした方がよいかもしれないと感じました。

松尾教授が、22社715名のOJT指導員を対象に「育て上手」の指導者の分析をし、「目標のストレッチ」、「進捗確認と相談」、「内省の促進」、「ポジティブ・フィードバック」という4つの指導方法を抽出しました。自身の育成スキルを高めるため、以下三つをアクション
します。

まず目標のストレッチは、「成長のイメージ」。1・3年後など個の成長イメージについてあまり英克と浩子と話をしてないと思うので、1on1でこの辺りも話したいです。二つ目、内省の促進は、「成功失敗のパターン認識をしてもらうこと」。月1のマンスリーミーティングを開始し教訓化を促していきます。三つ目は、ポジティブフィードバックの「成功失敗に関わらず、まずは労うこと」。これは、ですよねという感じです。

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第37週『生き抜く力の育て方』

第37週
2018/4/14
『生き抜く力の育て方』
蝦名玲子著 大修館書店

「生き抜く力」とライフスキルは近い部分があり、ライフスキル教育の学術的エビデンスが欲しいと考え手に取りました。

何個も気になるワードが出てきましたが、2つ程書きます。

一つ目は、「レジリエント」について。イギリスの児童心理学者アンマステン教授が、対象者1973名を幼少期から若い成人期までの20年間追跡し、レジリエントな大人になるために不可欠な資源について調べました。結果として、経済状況などの環境要因だけではなく、①「高い計画性や将来へのモチベーション」②「自律性」③「対処スキル」④「大人からのサポート」の4つが関係すると提示しています。①と②について私が考える
「自らビジョンを創る」事が①②の要素を育むと考えています。

二つ目は、「健康生成論」です。レジリエンスより更に焦点をしぼった形で生き抜く力について説明したのが「健康生成論」であり、1970年代にアメリカの健康社会学者アントノフスキー博士が、開発しました。イスラエルに住む女性が更年期に対応しているかを分析した時に、強制収容所を経験したグループの7割に健康問題が見られましたが、3割は問題ないことが分かりました。その3割に着目し、その方々がもつ「元気になる力」を「首尾一貫感覚=Sense of Coherence」と名付けました。そして本書ではSOCは、①わかる感(把握可能感)②できる感(処理可能感)③やるぞ感(有意味感)の3つで構成されていると言っています。

また、健康生成志向になるには、肯定的な言葉を使うことと言っています。人は言葉を使って思考しているため、使う言葉で物事の捉え方や考え方が規定されるからです。これは「サピア=ウォーフの仮説」というもので、言語、認知、思考は密接に絡み合い、用いる言葉が感情や幸福感に影響するそうです。ライフスキル教育でプラスの言葉を使う教育を入れるイメージがわきます。また、その際にエビデンスになります。
(800字)

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第36週『思考の生理学』

第36週
2018/4/6
『思考の生理学』
外山滋比古著 ちくま文庫

本書は2018年115刷225万部を誇るベストセラーです。思考の質を高める目的で、しかも「東大京大で一番売れている本」という文句に誘われ、手に取りました。

印象的だった章を主に二つ挙げます。

まず「醗酵」という章。論文のテーマが決まらない学生が多い中、自分でテーマをつかむ方法として醗酵が紹介されています。最初に、自分が感心する所、違和感を抱く所、分からない部分などを書きぬく。そして、繰り返し心打たれる所が、テーマの素材となります。しかし、『ビールと一緒で、麦がいくらたくさんあっても、それだけではビールはできないと同じである。ここにちょっとしたアイデアやヒントが欲しい。』と先生は仰っています。週刊誌、読書、テレビ、新聞、他人との雑談などに思いがけないヒントがあり、それが醗酵素となります。「寝させる」中で「素材と酵素の化学反応」が進行し、しかも、しばらく忘れるぐらい放っておくとテーマが生まれるそうです。

もう一つは、「醗酵」に続く「カクテル」という章。生み出したテーマは混ざりものがない自分の思考であり、それは独創になります。しかし、『ものを考える人間は、自信をもちながら、なお、あくまで謙虚でなくてはならない』とあるように、生み出したテーマには諸説があります。それらを自論と上手く混ぜ合わせながら、まるでカクテルを作るように調和折衷させていくと優れた論文になっていくそうです。『すぐれた学術論文の多くは、これである。人を酔わせながら、独断におちいらない手堅さをもっている。』と仰っています。

教育手法や世を変える手法を生み出すことは、まさに創造的な仕事です。醗酵とカクテルを現場で実践していきます。
(700字)

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第35週『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』

第35週
2018/4/1
『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』
飲茶著 河出文庫

ライフスキル教育という自分の思想の依拠できるような思想・哲学は何か。今回は東洋思想に手がかりを得るべく、西洋版の続編を購読しました。

東洋思想の特徴を5つにまとめます。

一つ目、西洋思想は結論を探求し続けるバトンリレー型、東洋思想は結論は出ておりそこを解釈していくピラミッド型です。結論は、インドのヤージュニャヴァルキヤが提唱した「梵我一如(ぼんがいちにょ)です。これは世界も個人も同一であるという考え方です。ウパニシャッド哲学と呼びます。この結論を頂点とし、様々な人が様々な解釈をしていく形で思想が広がります。

二つ目は、西洋哲学は「世界の根源は何か」「本当に正しいことは何か」など人間の外側に感心が高く、それにより科学や学問が発達します。一方、東洋哲学は自己(私)と内側の探求にすべてのエネルギーを振り向けていました。

三つ目、西洋哲学は知識を得て考える、論理に論理を重ねれば「分かる」にたどりつきます。東洋哲学の「分かる」とは、知識を得るだけでは到底無理であり体験でしかないとのこと。釈迦が「悟り」は、知識を得ることではなく感覚的な体験をもとにていします。思考ではなく感覚。念仏、瞑想、座禅をはじめ数多の修行も同様です。東洋思想は身体を使ったものが多いのも「頂点の結論」に達するのに体験が必要だからです。

四つ目、中国の「道(タオ)」がインドの梵我一如とほぼ同義です。「道」は混沌とした何かで、天地よりも先に存在するものであり、万物は道から生まれると老子が提唱しました。それを分かりやすく表現したのが荘子であり、「老荘思想」も東洋哲学のもう一方の源流と捉えてよいでしょう。

五つ目、言葉を使った思考活動を分別智と言い、物事を直感的に理解することを無分別知という。人間は言葉を使って、区別をつけ認識をしようとしています。あるゆる物理現象は相互作用であり、確固たる実体としてそこに存在しているわけではないのにも関わらず。存在しているとは私達が区別しているから存在しているだけなのです。よって梵我一如、無我、悟り、無為自然、そして無分別智を目指すものは、最終的に自分は存在しないという恐怖と闘わなくてはなりません。

以上です。結論として、この東洋思想がライフスキル教育の思想支柱になるかは分かりません。ただ、自己を見ていく、自分を見ていくということは、ライフスキル教育の根本ではあると感じます。また、英明の道が少し理解できた気がします。
(1011字)

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第34週『バクノビ 子供の底力を圧倒的に引き出す339の言葉』

第34週
2018/3/24
『バクノビ 子供の底力を圧倒的に引き出す339の言葉』
坪田信貴著 KADOKAWA

ビリギャルで有名な坪田さんの著書。情熱大陸の坪田さんをみて「変な人」だなと感じて以来、ライバル心もあり基本スルーしてきましたが、今回坂上さんの薦めで手に取りました。

まず、339の言葉自体を作りだすのは凄いと思います。その上で、現場で使おうと思う三つの項目を列挙します。

一つ目は、素直ではない子の接し方。「自分を理解してくれている人、または理解してくれようとする人には素直になる」という意見は、腹にしみます。傾聴が重要であり、傾聴する時も「勉強やりたくないよなあ」と共感から入ることで「分かってくれる」感覚を持ってもらえると思います。

二つ目は、キレやすい子への対処法。坪田さんは指導に不満顔をし、自分のテスト用紙を丸めるAさんの姿を撮影しました。その映像を彼女に見せたところ、「これはひどい。知らなかった。」と態度を改め始めたとのこと。その後も都度撮影してみてもらったところ、キレなくなったそうです。塾生が「知らない」で失礼な態度をとることは多いです。授業風景をビデオ撮影し見せる事が、塾生の受講姿勢の改善につながるかもしれません。

三つ目は、「要領が悪い」と叱る前に。ペットボトルの水をコップに注ぐ行動を分解すると29項目になったそうです。子供にはそれぐらいかみ砕いて指示をする必要があるとのこと。あらためて塾生には細かく伝えることが重要と感じます。更に、皆でより「伝わる」方法を探求し続けたいです。

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第33週『フランス革命 歴史における劇薬』

第33週
2018/3/18
『フランス革命 歴史における劇薬』
遅塚忠躬著 岩波ジュニア新書

教育改革の実現要素は何か。歴史上の革命(社会構造の改革)から要素を抽出し、教育改革の参考にする意図で本書を手に取りました。

フランス革命は、明治維新と違い、大衆という虐げられていた弱い者たちが主体となり革命を起こしました。主体が今の私の立場に近いという事も、フランス革命を分析対象とした理由でもあります。

フランス革命のポイントは3つあると考えました。

まず時代背景として、旧体制の行き詰まりがあります。覇権を争っていたイギリスは産業革命で工業化が進み、フランスは後れをとります。明治維新同様、外圧による危機感が改革の土壌を醸成する点は注目すべきです。

二つ目は、ブルジョワジー(富裕な商工農業者・知識人)の台頭です。資本主義という新しい経済システムの中核をなすのがブルジョワジーであるため、彼らの力は必然的に増し、三部会など議会でも力を持ちます。ここから読み取れるのは、時代の流れを推進する者が主役になるという点と、やはり改革には政治的な力が必要という点です。

三つ目は、革命には大衆の力が必要だったということ。大衆の情念の巨大な噴出によりバスティーユが起こり、王政が廃止されました。ここから、結局世論に認知され味方にする事が重要と考えます。一方大衆の「情念」はリスクがあり、フランス革命は内部抗争や蜂起など血で血を争う事態となっています。今後イギリス名誉革命、日本の明治維新もあらためて分析していきます。
(599字)

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第32週『史上最強の哲学入門』

第32週
2018/3/11
『史上最強の哲学入門』
飲茶 河出文庫

「社会を本当に変えてきたのは、革命家や大衆である前に、彼らを支えた思想家たちの言説であると思う。」これは日本政策学校で知り合った馬場さんの投稿です(1/9)。フランス革命のルソー、共産主義革命のマルクスなど、世の変革にはそれを支えた思想家がいます。私自身、ライフスキル教育で大きな社会のうねりを創ろうとしています。自分が依拠できる思想を持つことは以前からの宿題であり、本書を手にとりました。本書は馬場さん主催の哲学勉強会の課題図書でもあります。

本書の中で私が納得・共感した5名の西洋哲学者を列挙します。

ルソー。人間は国家などなくても、互いに助け合って暮らしていける平和的な生き物と考えており、この人間観は私には合います。

ヒューム(イギリス経験論哲学)の、「神も科学も思い込みに過ぎない。人間の知覚を中心とした経験上の産物に過ぎない。」という考えも、現実的で納得感があります。

カント。人知を越えた真理を求めるロマンではなく、人間にとっての真理を求める現実的な方向へと哲学を変えました。人間にとって意味あるものを考えるスタンスに私も共感します。

サルトル。自由とは「何が正しいのかわからないのに『好きにしろ』と放り出されてしまった不安定な状態のこと」を指し、人間は自由の刑を科せられていると言っています。だからこそ思いっきり生きろ。折角やるのだから大きな舞台=歴史を進めるぐらいに、というメッセージは清濁併せのみつつそれでも起ち上がる感覚で、深く共鳴します。

ニーチェ。人間本来の根源的なまっすぐの欲望とは力への意志。宗教が人間の生きる力を弱めた。強くなりたいという意思をしっかり自覚し、それから目を背けないという考えの人間主体、人間礼賛の部分に共鳴をします。

この他、フッサールやソシュールにも興味がわきました。こうみると、自分の筋が「人間礼賛」的であることが見えてきました。私は人間は素晴らしいと思っています。そして生をそれぞれの目的で充実させ、まっとうしたいという強い渇望がある存在であるとも思っています。次に別の書を使い、上記5名の内容をもう少し詳しく掘っていき、誰が自分の思想の依拠する方になるのか探っていきます。また東洋思想の本も読み進めます。
(923字)

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第31週『人を伸ばす力』

第31週
2018/3/4
『人を伸ばす力』
エドワード・L・デシ+リチャード・フラスト 桜井茂男訳 新曜社

内発的動機付けの権威、エドワードデシ教授の著書。内発的動機付けは、活動すること自体がその活動の目的であるような行為の過程を指します。ソマパズルで報酬を渡した学生は、その後パズルを行わない。報酬がない学生はパズル自体に興味を示し、ずっと遊んでいるという結果から、デシ教授は報酬が意欲を低下させることを明確にし、行動主義の報酬と罰が全盛の時代に、大きな衝撃を与えました。

このデシ教授に私が共感する所が、単に「自由にさせましょう」と言わない点です。「自律性の支援が自由放任と同じではないことは、いくら強調したくても強調しすぎることはない。」とデシ教授は述べています。私達の社会システムの中で統制を回避するのは不可能です。朝の目覚まし時計、仕事へと駆り立てる圧力、締め切り、評価、報酬。では現実的にどうすれば良いのか。そこが難しい部分です。デシ教授も「統制しないで励ますというスタンスは一見容易だが、実は強制することよりもむずかしく、より多くの努力や技能が要求される。」と述べています。

ここでデシ教授は、内在化の考えを伝えています。取り入れではなく統合。例えば、親の期待を取り入れるか、内的欲求と統合していくか、子供の成長に大きな差異がでます。私達におきかえれば、私達の指示を子供たちが取り入れ(強制)るのか、統合になるかは私達のスタンスと技術次第です。

統合を促進するには、理由づけ、承認、選択の3つがあります。承認は共感と言い換えてもよいです。大人と子供で言えば、子供の立場を尊重しているという大人側の態度が子供に伝わること。「絵の具をこぼしたりして遊ぶことが本当に楽しいことはわかるけど、ここは他の友達も
使うから、道具や部屋をきれいに使ってください」と伝えたところ、自律性を支える条件では子供を心理的にプラスの効果が見られ、統制する条件ではやる気を失わせる結果となったそうです。これは咲心舎でもすぐにできることと感じます。

ある理論を提唱した方の原書(訳書)を読むと、一つ一つの言葉に重みがあり、奥深く味わいがあり、本当にためになります。この本も、何度も読み返し、ライフスキル教育のバックボーンにしていきます。
(902字)

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第30週『社会のために働く』

第30週
2018/2/25
『社会のために働く』
藤沢烈著 講談社

私の知り合いである藤沢烈さんの著書。烈さんはマッキンゼーに退社後、社会起業支援の会社RCFを立ち上げます。震災後、復興コーディネーターとして、東北の支援を開始。Mr.復興と言われる程、活躍されています。駒崎さんに続き、社会起業の知識を入れる第二弾として、また烈さんにNPOのマネタイズなど話を聞きにいくため、本書を手に取りました。

読了後、大きく二つの疑問が生まれました。

一つは、烈さんは震災後、どのように復興の仕事に入ったのか。震災当時、私は支援したくても何をすればよいか分かりませんでした。現地に入ることすら迷惑ぐらいの状況の中、肉体的ボランティアではなく、コーディネーターという見えにくいものを自治体はなぜ受け入れたのか。

二つ目は、本書の内容は、RCFの支援先であるグーグル、キリン、ヤフー、UBSの東北支援事業をメインに紹介しています。このような名だたる企業がRCFを選んだ理由は何か。どのようにしたらそうなるのか。この二つの疑問は是非烈さんに会って、解消します。

「株主はお金のリターンだけではなく、社会へのリターンを求めている。」「プロボノが寄付だけでなく、自分が関わって何かが変わる手触り感のある貢献を求めていた。」「市場起点ではなく、社会起点マーケティング。」という本書の言葉から、社会貢献をしたい人は多いのだと感じます。支援先だけでなく関わる人も喜びとなる。迷いなくどんどん進みます。
(599字)