週の風景

050 最後の掃除

咲心舎は閉塾しましたが、ブルームウィルとして3月中は元のオフィスにいます。先週の月曜日、休校で時間のある我が子達も連れて、最後の掃除を皆で行いました。店舗の基本は「掃除」ということを学生アルバイトの時に学び、毎週毎週欠かさず行ってきた掃除。咲心舎を「キレイでいい」と塾生達から言ってもらっていたのも、毎週掃除をしてきたからです。4月からは一旦自宅をオフィスにしますが、新オフィスを借りた時も、掃除は続けていきたいです。

火曜日は研修のオンライン対応について、お客様と打ち合わせをしてきました。使用するソフトにもよりますが、オンラインでできる事、できない事が明確になり、オンライン対応の道筋が見えてきました。一番留意すべきは、参加者からの発表と共有はできますが、参加者同士のディスカッションが(今の所は)できないことです。このクライアント様はオンライン会議も頻繁に行われているため、オンライン対応のストレスもあまりないとのことで、大変助かります。これらを踏まえた上で効果を最大化するプログラムを制作していきます。

今週は社長様との打ち合わせや、オフィスの断捨離、4月に向けたプログラム制作など、段々盛りだくさんになってきます。

※写真は吉田の学校課外授業「店舗の掃除」です。

週の風景

049 自分を見つめ直す時間

先週は研修WEEKのはずでしたが、全て4月にスライドになりました。
クライアント企業様の業績について今の所影響は軽微なようで、少し安堵しています。しかし、今後についてはどうなるのか楽観はできません。

コロナ渦は暫く続くとみて、来月までの間に主に3つのことを進めています。
・自身の個人軸(ミッション・ビジョン・バリュー)を見つめ直すこと
・コンテンツのバージョンアップに向け知見を深めること
・プログラムのオンライン対応を進めること

特に先週は、私自身の個人軸の見つめ直しを私共のプログラムのワークを使用し、じっくりと行うことができました。盟友である石川君にもオンライン上で対話につきあっていただき、最も根源的な問いである、

「私はなんのために存在しているのか」

が見えてきました。「純粋意欲」「使命の確信」という言葉と出会えたのも大変な収穫です。
この3月を越えると、あらたに想いやエネルギーが溢れる吉田になっていると思います。

別件ですが、3月9日(月)に昨年までジョインしてくれた深松さんも来てくれて、誕生日&7年お疲れ様の慰労をして頂きました。以前に退社した別の社員の方からもメッセージを頂き、サプライズでとても嬉しかったです。ありがとうございます。

偶然の産物ではありますが、今は普段できないこともじっくり向き合える貴重な時間と捉え、進んでまいります。

週の風景

048 コロナの功罪

先週の一番のトピックは、やはり小学校の休校です。

我が家では規則正しく生活するために、妻と考えた「吉田の学校」を開校しています。ラジオ体操からはじまり、1校時(宿題系)、2校時(自主学習)、3校時(体育)、給食・・・という具合に進んでいきます。また、お稽古がない日の夜は、名画鑑賞会ということで、全員で映画を観ます。『千と千尋の神隠し』、『アマデウス』、『ジュラシックパーク』と続き、明後日は『ドライビングミスデイジー』です。

私の仕事は研修登壇と打ち合わせ時以外は、基本プレイスフリーでどこでも可能です。よって、基本そばで仕事しながら、子供達の様子がみれます。吉田の学校が1週間程経ち、感想としては本当に楽しいですね。子供達も「楽しい」と言ってくれているのですが、多分私が一番楽しんでいます。子供と一緒にいられるのがシアワセです。

とはいっても、当然良いことばかりではありません。企業研修の方は影響を受けており、3月上中旬の研修は4月にスライドとなりました。このままコロナショックが続くと4月スタートの研修などもスタートが切れないなど、大きな影響を受けます。リーマンショック以来の危機かとも言われますが、オンライン対応の有無を含め、影響の大小はここまでの自分達の「準備次第」であり、全て自分達の責任です。よって、今回の出来事から何を学び、どう行動・進化していくかが最も大切と考えています。

コロナの猛威はどこかで必ず収束します。その時に「ありたい姿」でいられるよう行動していきます。

週の風景

047 心からの感謝と共に

2月末日をもって、咲心舎を閉塾しました。
丸7年にわたり、様々な方々の支えがありここまで来れました。本当にありがとうございました。

まず本日最後の卒業生の合格発表の日であり、結果としては国立都立6名中4名の合格となりました。

心境としては、若干の寂寥感はありますがやり切ったので悔いはありません。そして教育の喜びを心底感じる自分がいます。私にとっての教育の喜び、それは自分の手から離れても情熱をはじめ自身の影響がその方にずっと残り続けることです。人づくりというのでしょうか。卒業生は6期37名。彼ら、彼女らはビジョンセッションなど咲心舎を通じて「自分の道を自分で拓ける」資質を磨いてきました。咲心舎が閉まっても卒業生は残り続けます。これこそが教育の意義であり醍醐味であることが実感できました。

今後については、咲心舎の責任者であった高橋英克君が、事業譲渡先となり3月から「星火塾」として同じ地でスタートを切っています。高橋君は、3年3ヶ月前にジョインしてくれ、それから共に歩んできました。様々な困難を乗り越え今があり、今回星火塾として新たなスタートを切る決断をしてくれたことは、本当にありがたいです。外から見ている私すら惹き込まれる授業力。新しさを取り入れることを厭わない好奇心、一つ一つ現実を受けとめ、課題を解決する成長力は素晴らしいです(だからこそ譲渡という選択肢ができました)。高橋君と星火塾の発展と塾生への還元を心から応援しています。

様々なものが詰まった7年でした。とてつもない辛苦があり、とてつもない歓喜もあり、全身全霊で向き合った7年は一切悔いがありません。

咲心舎に関わって頂いた多くの方に、心からの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
そしていつもそばで支えてくれていた妻に感謝します。ありがとうございました。

最終日に最後のゴミ拾い。ゴミ拾いは毎月行い、週1回行った月もあったので、のべ100回ぐらいになりました。
事業をさせて頂いた要町に感謝です。ありがとうございました。

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046 久々の清瀬

先週は久しぶりにNPOライフス人格で清瀬に訪問しました。午前中は清瀬二中の学校連絡協議委員会(学校を外部の方にみてもらう会)に参加をし、午後は中2の先生方の研修会でした。

様々なことを鑑み、現在ビジョンセッションは一旦お休みをしています。研修会という名ではありますが、何かを教えるものというより、先生方とこれからどうしていくのかを対話をする場でした。

「夢、希望、自信をもって卒業する」ことをビジョンに掲げる清瀬二中。一人でも多くの生徒をこの状態で卒業させるには?という問いを立てつつ、いつもより踏み込んで私も意見を言いましたし、先生方も本音で話をして頂いたような気がします。

その中で、
「ワークに乗ってくる子がいて、もし吉田さんがやったらどうなるだろうというのがいつも頭にあった。」
という先生の言葉が印象的でした。

なるほどというか、やはりというか、「心底これが大事」と感じている人が提供者になると、やはり違いますよね。
4月以降どうしていくか、何かヒントになるような。
期末試験前の多忙な中、お時間を頂いた先生方に再度感謝です。ありがとうございました。

今週は比較的穏やかな週です。

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045 部長の皆様に感謝

先週は、連日あるIT系企業様の部課長研修を実施しました。

その中で部長研修が、クライマックスを迎えました。それは、自部署ビジョンの発表です。

私達のプログラムでは、個人軸、社会軸、会社軸の3つの真ん中を自部署ビジョンとおくのですが、前回までじっくり自分と向き合って頂き、個人の価値観を明確にしてきました。そして今回は5年後の社会や、会社(事業)を経営者のつもりになって考え(経営者の追体験)、最終的に自部署ビジョンへ統合していくワークが宿題でした。

実はワークの負荷をどの程度にするかはプログラム作成者として毎回悩む所です。軽すぎると深みがなく成長幅も少なくなる一方、重すぎると実践型とはいえモチベーション自体上がらなくなります。皆さんの多忙度と負荷の度合いを鑑みながら、思考の往来を繰り返し、うんうんと考えつつ正解のない中、解を出します。

今回も部長陣にどこまで向き合って頂けるか不安もありましたが、皆さん見事なアウトプットを出してきました。「きつかった」「大変だった」という声はありましたが、「普段考えていなかった5年後の世の中変化など、楽しかったです」という方もいらっしゃいました。

「楽しかった」と言って頂けた・・・。皆さん、ありがたいです、本当に。人が立ち上がる支えとなり、困難の中でも前に進む姿をみるのが好きな私。安堵と共に少し感動しながら、部長陣の頑張りに応えられるよう、もっとプログラムを磨いていこうと決意を新たにした先週でした。

今週も研修が続きます。そして久々NPOで清瀬の先生向け研修もあります。

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044 やっぱり凄い

週の風景は、連続で咲心舎です。

先週月曜日に中3受験生のビジョンセッションを実施しました。最終回の担当は私吉田です。

内容としては2時間強で、もう一度ビジョンづくりをしました。自分史の振り返り×相互インタビューを通して価値観を抽出し、ValueTreeで価値観を整理しながら、What(何をしたいか)・Why(なぜしたいのか)・How(どうやって実現するのか)でライフビジョンを描いていきます。

終わってみてあらためて感じたことは、手前味噌で恐縮なのですが、やっぱり「咲心舎の塾生は凄い」ということです。

出てきたWhatの例は、
「○○クリエイターになる。自分の根は、創・作・造」
「スポーツに関わり、スポーツの楽しみを伝えたい」
「音楽×教育をしたい」
「苦んでいる人を救いたい」
「自分が小さくて着るものが限定される。もっと皆が服を楽しめるようなファッションデザイナーになりたい。そのために、アメリカの▲▲大学に行く!」

ちなみに一番最後は小4から5年間在籍している、生粋の咲心舎girlのビジョンです。皆、内容も良質ですが、何より熱が込められていて心が打たれました。咲心舎の塾生は、様々なテーマで何度も何度も内省する機会をもったからでしょう、自分の心の声を聴き、自分の未来を表現することに慣れていると感じました。ワークのスピードも速いのです。塾生が誇らしい!

というか咲心舎の塾生だけでなく、本当はやり方によって、世の中の中学生はここまで「描く力」を伸ばせるはずなのです。あらためて子供の可能性を感じる夜となりました。

退院後、2週間は禁酒と運動停止となり、ペリエでしのいでおりますが、中々きつい・・・修行です。
今週は研修WEEKです。

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043 都立推薦合格!

今週は久々の咲心舎ネタです。

今年もいよいよ最終コーナーを回り、都立一般入試の日(2/22(金))が近づいています。ただ、都立の推薦入試は一足早く行われており、金曜日に合格発表がありました。

結果、文京高校に2名合格しました!

咲心舎が位置する旧第四学区(文京区、豊島区、板橋区、北区)の偏差値トップ3は、1位竹早、2位北園、3位文京です。文京高校は人気が高いこともあり中々壁が高く、私達もこれまで合格者を輩出していませんでした。それが今年一気に二人も合格者が出ました。これまでついてきてくれた塾生に感謝です。本当にありがとう。そして心配も募る中、これまで信じて任せて頂いた保護者様にも感謝致します。本当にありがとうございました。

さらに、昨年から咲心舎は高橋が全学年を指導し運営をしていますが、高橋が凄い。辛抱強く塾生と向き合いこの結果を出しました。実績=実力であり、間違いなく心技体が伸びています。プレッシャーもある中、前に前に進んできたことに感謝します。心からありがとう。

喜びをかみしめつつも気づくと一般入試まであと19日。焦らず目の前の塾生の伸びを楽しみつつ、高橋と進みます。

今週は制作と今進めている新プロジェクトが一旦佳境に入ります。

PS 高橋記載の咲心舎ブログからも興奮が伝わります。宜しければご一読頂けると嬉しいです。
http://blog.sakushinsha.com/

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042 劇的な成長

引き続き年初から研修などで忙しくしており、ありがたい限りです。正直、研修や会食など書きたい事が沢山あります。その中で一つ書くとすれば先週はやはり創業期からお任せ頂いているモバイル通信会社様のマネージャー・店長研修の最終回のことです。

9月に一旦本編は終了し、自走期間を経てこの1月にサーベイをとり先週の木曜日に研修を実施しました。そしてこの会社様は当日懇親会時に毎期MVPを表彰するのですが、今回は迷いました。というのも今回は全員受講姿勢が抜群で、現場実行度が高く、また成果としても10ヶ月で収益を上げた方が多かったからです。これは人材開発の方々が研修転移策を設計し、実践されたことによります。
※9月に書いたブログです(「過去最高の成果」)。
http://muneoki-yoshida.com/wp/wp-admin/post.php?post=820&action=edit

その中でも抜けた成果を上げた方が4名。更にしぼって突き抜けた成果を出した方は2名。実行(サーベイ結果)、成果、変化の3軸でMVPを決めるのですが、人材開発の皆様とも意見が割れ、嬉しい迷いとなりました。

そして決めたMVPの方、つい半年前はそこまで豪胆なタイプではなかったと思います。それが今は高い目標を掲げ挑戦することにある種の快感や楽しさを覚えたのか、店長会議でエリアの上司や他店長が「大丈夫か?」というぐらいに「高い目標」を掲げ、まず初月達成をしたとのこと。これまでの延長線上の成長ではなく完全に違う路線に入った印象で、これこそが私が追求する劇的成長です。純粋に嬉しいですし、ひたむきな取り組みと成果創出に本当に感謝です。

ふと考えると6年前は、まず実行レベルで大変だった社員の方が、成果で競うようになり、今は非連続の成長が決め手となる。激動の通信業界の中で、会社がどんどん進化されていくのを感じます。私ももっと進化しなくては。

今週は報告、そして制作WEEKです。

週の風景

041 月曜日に出社したくなる会社

先週の日曜日に、ホワイト企業大賞の授賞式に出席しました。
http://whitecompany.jp/#aWC

これは現在私が通塾している天外塾代表の天外さん主催の賞であり、「ホワイト企業=社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業」と定義しています。私自身「新しい経営の在り方」を設計しようとしており、そのためのインプットとして参加致しました。

授賞式~大賞企業の講演~ワールドカフェ形式の対話、という流れの中、心奥に達するような大変深い気づきのある場でした。

例えば・・・

・思い切って「やりたくないこと」を一切やめるとして、「やりたいこと」だけを社員に出してもらい、社員が話し合い決め、そこから生産性ややりがいなどが飛躍的に上がった大賞企業GCストーリー様。社員が仕事の解釈をし直し、自己決定するような「考える機会」を都度提供することは大切。

・社員の9割以上が「月曜日にワクワク出社する」西精工様、同じようなやりがい企業のネッツトヨタ南国様。衝撃。共通するのは社員が「居場所がある」と感じ、仲間とのつながりが強く、また皆で会社のために貢献しようという気持ちがある。

・この場の受賞企業や参加企業は、皆経営者が社員にやりがいをもってもらうことに心を砕いている。粉骨砕身して社員と組織のために尽くすというか。それが嫌ではなく、当然ながら経営者自身がそれを楽しみ、やりがいをもち、手ごたえをもっている。

要は「本気」で社員の幸せと働きがいに向き合う。これですね。

先週は毎日研修がある週で、緊張感はありますが張りがあり充実しました。忙しいのは、ありがたいことです。
今週も研修WEEKです。

※ちゃっかり発表してます