週の風景

040 年頭の感謝

明けましておめでとうございます。

咲心舎の冬期講習もあるので、私達は1/4(土)が仕事はじめでした。初週、冬期講習の熱気と笑いが溢れる塾は高橋が全て運営し、私は研修報告や制作、翌期のプランの提案など大変立て込んだ週でした。高橋が責任をもって運営していること自体ありがたいですし、そもそも仕事が忙しいのもクライアント企業様のおかげであり、本当にありがたいことです。ありがとうございます。

また、年賀状のやりとりで普段中々会わない方から「ブログ見てるよ~」と言ったお声をかなり頂きました。ブログはメールと違い誰に届いているか分からず、時折心もとない感覚になるため、こういった声を頂けるととても励みになります。ありがとうございます。

大体年初にビジョンの見直し及び、目標と行動計画を設定をしますが、今年の有言実行策を一つ。体力をつけるため週2回ランニングします!実は昨年仕事をしたくても体がついてこず、自身の想定より生産性が上がらないことがありました。ずっとバリバリやりたい私は50代以降に向けて体力をつける必要性を痛感し、一念発起して大の苦手であるランニングを始めることに。そして早速昨日から開始しましたが、たった30分で恐ろしい程にバテました。股関節やひざがいたい・・・。手足に力が入らない・・・。前途多難ですが、続けます!

今年はこれまでにないエネルギーで走りたいと思っています。
宜しくお願い致します。

週の風景

039 ものづくりの人

仕事納めの先週はプログラム制作WeeKでした。

特に部長向けリーダーシップの新プログラムは相変わらずうんうんとうなりながら、制作していました。参加者の顔や場面を想像しながら決めたものを、一晩寝かして翌日またやっぱりこっちだと変更するなど、納得のいくものに仕上げるべく往来を繰り返しました。例えば社会環境の分析を何年後の社会に設定するのか(社会軸)、会社全体の分析を何年後の会社に設定するのか(会社軸)、そして自部門のビジョン設定を何年後のものにするのか(ビジョン)は、その企業様や同じ企業内で職種によって、いや究極人によって異なります。リアリティをもって燃えられるのは何年後の目標かというのは、個々によって違うものです。パワポ資料に反映されるのはただ年数だけ。よってパワポを打ち込む時間はわずか3分。しかしその3分までに、日をまたいで何年後がよいかなーと考える訳です。

考えてみると、起業して6年半以上、平均毎月10日ぐらいはプログラム制作の時間があったと思います。質を第一に、1社1社、1回1回作りこんでいくためこのように多くの時間をかけることになりましたし、中々生み出せず苦悶する時間も多かったです。ただ、営業側の人間だった自分が、自分の手で創り届けるという「ものづくり」の感覚や喜びを感じることができました。クライアント企業様がいたから体験できたことであり、心から感謝しています。本当にありがとうございます。

今年も色々とありがとうございました。起業してもうすぐ丸7年が経ちます。実は自分としては大きな決断をし、新たな挑戦も開始します。今はその準備なども進めていますが、是非また良いタイミングでお伝えしたいと思います。来年も宜しくお願い致します。

週の風景

038 景色が変わる

先週の木曜日は今年の研修納めでした。

研修納めは、ある会社様の執行役員向けの最終回です。6ヶ月計8回に渡り、自分と、社会と、会社と、メンバーと、そしてまた自分と向き合い、独自解を創り上げてきました。最後の感想共有である一人の方から放たれた言葉が、私の中で琴線に触れました。

それは

「景色が変わりました」

という言葉です。

この方は、責任はきっちり果たしますがどちらかというと保守的なタイプと感じていた方です。その方が研修を通して自身で立てた部門のビジョンを部門のイベント時に取引先の企業様にも宣言をするという、驚きの行動をしていました。これはとてつもなく勇気のいることです。

研修参加者の方が学びと実践を通してこの境地に辿り着いたことを心から嬉しく思います。と同時に何となく羨ましさを感じました。私自身が「景色が変わった」と言える程のチャレンジをしているのか自問をする良い機会となりました。負けてられん・・・来年はより熱くいきます!
今週は新年の研修に向けた制作WEEKです。

週の風景

037 規格外の塾

※昨日は人生初の内視鏡検査のためお休みでした。

先週は研修WEEKでした。5日中4日研修があり、体的にはハードな週ではありますが、自分が一番好きな参加者接点の場であり、とても楽しく過ごせました。一生懸命に参加して頂くマネジメント職が多く、本当にありがたいです。

さて、今日は「学び」についてのネタを。私は大体2年に一度、新たな集中インプットとアウトプットを通した劇的成長の場を求め、学びの場に入ります。2015年は日本政策学校、2017年はフォスターワンの経営者コンサルティング、そして今回2019年は天外塾(てんげじゅく)です。

天外塾は、ソニーでCDやアイボを開発した元上席常務の天外さんが、開催する経営塾です。月1回6か月間の学びの場となっています。丁度先週第3回がありました。

資本主義大礼賛だった私は起業からの6年半を通して、驚くぐらい価値観が変わりました。現在は、世界的な資本主義の限界を感じると共に、これまで刷り込まれた社会通念への懐疑をもとに別の価値観への移行期に入っています。その移行は、ある社長に頂いた「蛻変(ぜいへん)」という言葉が当てはまる気がします。蛻変は脱皮ではなく、セミなどが全く違うものに変態する様を指します。受講済みだった親友の経営者が進化する様をみて私も自身の変化を決定的なものにしたく、10月より参加することにしました。

天外塾は主に経営者の内的進化により、現象面としてはホワイト企業、フロー経営、ティール組織に近づくことを目指します。

話をしていることは宇宙の話、禅の話、自身にすくうモンスター(怨憎会苦)の話、親子の葛藤の話、メンタルモデルの話、キーガンの5段階説など、これまでの経営論的アプローチからは一線を画す、いわば規格外の塾でしょうか。「世界的に資本主義の次に進んでいる」と天外さんは仰りますが、分からない人には全く理解ができない、そんな世界観の中で学んでいます<笑>。

どんな場でも目的を明確にして、参加することが重要です。私も今回二つの目的をもっており良い感じて達成に近づけています。学びを通して自身が進化し、社会に還元していくのは私にとって心底楽しく充実感があります。ご関心がある方は下記サイトを是非ご覧になって頂ければ幸いです。引き続き、楽しみながら学んでいきます。
http://www.officejk.jp/

週の風景

036 積み重ねの大切さ

今日は研修報告のお話です。

先週火曜日は、丸3年お世話になっているIT企業様の経営層への研修報告を致しました。この企業様は大変ご多用にも関わらず、毎回社長と取締役全員が出席されます。経営層が教育に関心をもって頂いていることが私としてはとてもありがたく、毎回報告を楽しみにしています。ただ楽しみではあるものの、経営層が集まる場なので当たり前ですが空気に緊張感があります。

さて、いざ報告が始まると、和気あいあいまではいかないですが、これまでより何かやわらかく少し砕けて対話が進むような場になっていると感じました。単純に席配置の関係かもしれませんが、3年(マネジメント職全員や新卒)教育をお任せ頂き、その積み重ねにより、もしかしたら私に対して少し安心が生まれているかもしれない(そうだったらいいな)と勝手にプラス解釈をしています<笑>。

丁度先々週も別の企業様で新卒向け研修の報告をしていました。創業期から丸6年も実施させて頂いているのですが、参加者の反応からこれまでで一番手ごたえがある回だったことを率直に伝えると、人事の方々にも同意して頂き「6年経って私達のことをよく知って頂いて、見ていて安心感がありますし、そういったことが参加者にも伝わっているのだと思います。」とありがたいお言葉を頂きました。このことがあって、上記のプラス解釈が生まれた次第です。

IT企業様の真相は分かりません。しかし積み重ねというのは、クライアント企業様と私共にとって価値のある大切なものであることをあらためて感じます。これからも積み重ねていけるよう、研鑽をしていきます。

今週は怒涛の研修WEEKです。体調管理をしっかり行い、走ります!

週の風景

035 一人一人を大切に

先週はお世話になっている方々との会食が続きました。

最初は先輩経営者であり、大切なクライアント様であり、背中を支えてもらっている社長様との会食。相変わらず小気味よいテンポで互いに近況報告と想いのたけを話し、見守って頂いている安心感を感じる場となりました。

火曜日は、創業当初コンサルもお願いし、NPOライフス会員にもなって頂いている社長様との会食。歳だけでなく性格が近くて互いのブラックな面も含めて何でも話せる方。「戦闘力と吾唯足知」が幸福には重要だなと感じる場でありました。

そして水曜日は、15年来のおつきあいがあり、心から敬愛する社長様と人事役員様との会食。起業して6年半で私の何が変わったのか、をはじめ自身の恥ずかしい出来事や弱い面も話しをしました。「根っこでつながる方との時間は本当に楽しい」と仰って頂き、未来へのワクワクと希望が見える場となりました。

最後に金曜日は、大変お世話になっている校長先生との場。腹蔵無く今の想いを話すことができ、結果として前へ向かう闘志が湧いてくる場となりました。

こうして書いてみると、私の場合割と何でも話せる、聴ける方々に囲まれているなと感じます。多分それは私の性分が関係しているかもしれません。数の多さを追求するより、一人一人とのご縁を大切にしていくことが純粋に好きなのです。結果として自分が心から「好き」と言える方々とつながりを頂き、本音のおつきあいができるような、大変恵まれた環境にいると思います。本当にありがたいです。

これからも、どこまでいっても一人一人の方といわゆる「根っこ」のつながりを大切にしていきます。

今週は制作WEEKです。

週の風景

034 生活リズムまで踏み込む

今回は学習塾咲心舎の話です。

咲心舎は4月より全学年高橋に任せているため、あまり週の風景にもあがってきませんが、塾生の動向などは高橋の日報で毎日確認しています。先週は2学期の期末試験が近隣の学校全て(千川中、西池袋中、明豊中、板二中)で行われました。それに合わせ高橋も集中指導を行っていましたが、手ごたえ云々というより、高橋から「やはり生活リズムがちゃんとしないとダメですね。なんだかんだ言って、成績が伸びない子は、スマホで夜更かしとかしているんですよ。」という切実な声があがってきました。そして12月から塾生個々が毎月書いている「ビジョン実現シート」に、勉強課題ではなく、生活課題への取り組みを必ず入れてもらうとのことでした。

学校の授業理解がされていない塾生が散見されたため、9月から高橋は学校の授業の聴き方に切り込み、ノートチェック及び、適切な授業の聴き方=先生の話をメモることを指導してきました。そして今度は生活リズムに切り込んでいくことに。携帯使用のガイドラインを設けてはいますが、やはりそれだけでは生活リズムは整いません。塾がどこまで踏み込むかは難しい所ですが、目の前の子供の学力を上げることに一番熱のある人が促進していけばよいのだと思います。塾も研修もまずをもって大切な事は、目の前の参加者の成長にどれだけ情熱を注げるか。実施者の熱の高まりに必ず参加者は呼応します。高橋の更なる熱の高まりを感じた週でした。

今週は、大切な方々との会食が多く入っている週です。体に気をつけて走ります。

週の風景

033 目的は「収益向上」

先週から、あるIT企業様の今期の部長と課長研修が始まりました。部長にはリーダーシップを課長にはマネジメントを体系的且つ実践的に行っていきます。2014年にお会いし、これで5期目。継続してお任せ頂き、本当にありがたい限りです。

早速初回の3日間が終わり、参加者の皆様の感想レポートを拝見すると、「私共の研修の目的=『収益向上』」という事が印象に残っている方が多いと感じました。「数受けてきた中で、目的が収益向上は初めてです。」という参加者の声に代表されるように、そこと真正面から向き合う教育というのは少ないようです。

「研修などの教育は成果が見えにくい」とよく言われます。単なる気づきで終わらず、成果=成長が実現できる教育は何か。ずっと考え続け起業後、「実践型プログラム」という形で世に出し、この積年の課題の解決に取り組んでいます。

激しい業界の変化に沿うように、このクライアント様も毎年変化、発展をされ続けています。お会いした時は500名ぐらいの社員数だったのが今は驚くほどの人数に。ダイナミックで魅力的な会社様です。そしてその変化に合わせ、私達も毎年プログラムの改訂を重ねてきました。今期も参加マネージャーの方々にインタビューをし、よりフィットする内容へとリニューアルしています。初回を終え、皆様の反応も良かったので内心、安堵しました。

部課長の成長=収益向上。
参加者の皆様に寄り添い、一緒に向き合っていきます。

今週も研修WEEKです。走ります!

週の風景

032 NPOライフス総会②

先週の火曜日はライフス総会の2回目でした。

LIFULL代表の井上さん、HRコネクト代表の永崎さん、他力本願代表の柴冨さんに来社頂き、1年間の報告と今後についてじっくりお話をする機会となりました。

懇親会も4人で行き、メインでは私の状況や心境の吐露におつきあい頂いた形で、すっかり夜も遅くなってしまいました(相変わらず「あつくるしい」)。翌日永崎さんから、「磨かれていく場」というお言葉を頂きました。吉田さんが磨かれていく場で、色々なことを見つめ直して、自分も磨かれたとのこと。良かったです。私自身、深奥にある「想い」に気づくこともできました。

これで今年のライフス総会は終了しました。理事や会員の皆様とのつながりは私にとってかけがえのない財産です。いつも支えて頂き心から感謝しています。6年半前に起業という形で挑戦しなければこのような財産は得られなかったと思います。また来年笑顔でお会いできるよう、精進致します!!

ちなみに、今週は研修WEEKです。

※今回写真は撮り忘れです。すみません。

週の風景

031 NPOライフス総会①

先週金曜日は年1回のNPOライフスの総会でした。

オフィスに理事と正会員の方に集まって頂き、1年の活動報告や今後の展望を伝え、意見交換をします。皆さん忙しい方々でこれまでも日程が合わないこともあるので、今年は2回開くことにしました。金曜日はその第一回目となりました。

理事と正会員の方々は、私が心から信頼をし、大好きな方々です。この皆さんと会えるのが楽しみで×2、いつも安心と勇気を頂いています。第一回は、事業家の川下さん・永田さん、税理士の柴田さんと私の4名。前半はオフィスで清瀬VSの報告をし、後半はゆっくり飲みながら各個人の近況報告などをして盛り上がりました。

私にとっては、公教育での壁や自身の決断など、実情や心のうちを余すところなく話せる方々がいるのは本当にありがたいことです。支えて頂いてる皆様には感謝しかありません。またそれぞれ葛藤を越えて、次のステージに行かれていることも確認でき、とても印象的な会となりました。

一つご紹介すると、サントリーを辞め高校教師になり、その時の原体験からサービスを起こした永田さんの「ニューゲート」はとても興味深いです。高卒生の生きる選択肢を大きく広げるこのサービス、是非注目して頂ければと思います。

●ニューゲートのHP(https://newgate.work/)
●紹介ブログ(https://note.mu/newgate/n/n84c39c31667a)

今週は第2回の総会があります。また報告致します!